2021年の抱負

普段楽器のレッスンでは生徒さんに「とにかく力を抜いて。手や腕の力はもちろん、全身の力を抜いてください。」と言っているわけですが、新年の抱負としまして今年は自分にもその課題を課したいと思います。楽器を弾く時に力を抜く練習はずっとやってきましたが、作曲をする時も頭の力を抜いてやってみたらどうなるかって考えてみたのです。これは少し抽象的ですが、要は思考から力みを取るということだと思います。そして普段の生活をしている時から判断や思考に力が入っていない状態で進められれば、何か変わるのではないかと思うのです。これは今まで試したことが無い試みですので、しばらくやってみてから何か変化を感じられるか、またレポートできたらと考えています。


楽器を弾く時は大概そうですが、「こうしないといけない」という意識があればあるほど力が入ってしまいます。練習中ひとつのことに集中して身体の反応に意識を集中するのはいいことですが、通して曲などを演奏する際は「こうしないといけない」を出来るだけ思考から排除しないといけないですね。逆に自分の内から出てくる方向に沿っていけば力の抜けた、自然な演奏が出来ると思います。今年はそれと同じようなアプローチを「思考」そのものに取り入れてみるというのをやってみます。

コメント

人気の投稿